![]() プラモデル MG |
|
ジオン軍のモビルスーツ「ザク」に対抗するため、V作戦により開発された試作モビルスーツのひとつ。
パイロットの帰還率の向上と貴重な実戦データの回収のため、腹部に脱出用小型戦闘機コア・ファイターを内蔵するコア・ブロック・システムを採用している。
運用構想において、他モビルスーツと連携して中距離からの援護砲撃や狙撃を行う運用を前提としたため、シールドを装備せずに装甲を厚くして対応した。人型の機体の両肩に240mm低反動キャノン砲を装備し、ビームライフルを携行するものとなった。
武装
240mm低反動キャノン砲
両肩に装備された240mm低反動キャノン砲は、ガンタンクのものに比して砲身が短く、口径が大きくなっている。
そのためガンタンクの備砲に比べて有効射程距離が短いものであるが、これは射程の短さをモビルスーツの機動力によって補えると判断されたためである。また連射が可能であり、装薬によって実体弾を発射するこの方式は、信頼性が高く過酷な実戦において非常に有効であった。地上においては低姿勢をとって射撃することで対抗面積を小さくし、被弾率を低下させる戦法が多用された。
なお、240mm低反動キャノン砲が装備されている肩部ペイロードは共通規格化されており、戦況に応じて種々のオプション兵装に換装することができる。スプレーミサイルランチャーは近接戦闘用に開発されたが、ミノフスキー粒子散布下では十分な命中精度を得ることができず、実戦ではほとんど使用されなかった。
ビームライフル
ビームライフルは、ガンダムのものとは別設計のデバイスを装備していて、取り回しに難があったが、命中精度が高く射程が長いため狙撃用と位置づけられるものである。
近接戦闘用装備
中距離からの支援射撃、狙撃といった運用構想であるため、近接戦闘用の武装は、頭部の60mmバルカン砲2門のみであり、ビームサーベルなどの強力な格闘戦装備を装備しないという割り切った設計がされている。そのため、接近戦となった場合は、殴る、蹴るといった原始的な技を駆使して戦うことになる。
装甲
ガンキャノンの特筆すべき特徴の一つとして装甲厚と強度があげられる。装甲材にはガンダムと同じルナ・チタニウム合金が採用されており、シールドを装備しない前提で運用されるため、240mm低反動キャノン砲のゼロ距離射撃による爆風やジャイアント・バズの直撃に耐えられるほどの厚い装甲を有している。
その装甲強度は当時のMSの最高レベルといわれる。しかし、その分ガンダムと比べて歩行速度などの運動性・機動性が低下している。
